<< 防御ダウンについて >>1. 各種基本性能表1.は各手法の,プレイヤーが使用する場合の基本性能をまとめたものです.
なお,エンチャント武器など,他にも防御ダウンが可能なものがありますが,
発動率など実用的ではないのでしょうか,情報が余りに出回っていないので割愛しました.
表1.各手法の基本性能系統 | 種別 | 名称 | 減少率 | 効果時間 | リキャスト | コスト |
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ディア | 白魔法 | ディア | 5% (13/256) | 60秒 | 5秒 | 7MP |
ディアガ | 5% (13/256) | 60秒 | 6秒 | 12MP |
ディアII | 10% (26/256) | 120秒 | 6秒 | 30MP |
ディアIII | 15% (39/256) | 30〜90秒 | 7秒 | 45MP |
防御ダウン | 青魔法 | フライトフルロア | 10% (26/256) | 180秒 | 45秒 | 46MP |
吶喊 | 10% (26/256) | 30秒 | 60秒 | 48MP |
アビリティ | 竜剣ジャンプ | 20%? | ??? | | |
アンゴン | 20% | 30〜60秒 | 180秒 | 248G |
WS | アーマーブレイク | 25% (64/256) | 180〜300秒 | | |
フルブレイク | 12.5% (32/256) | 180〜300秒 | | |
シェルクラッシャー | 25% (64/256) | ??? | | |
メタトロントーメント | 18.5% (48/256) | ??? | | |
武器 | アシッドボルト | 12.5% (32/256) | 60秒 | | 数G |
溶刀 | 12.5% (32/256) | ??? | | |
溶刀改 | 18.5% (32/256) | ??? | | |
グングニル | ??? | ??? | | |
まだまだ穴だらけなのが残念…検証する時間が欲しい…まず,防御を下げる状態異常は
ディア系と
防御ダウン系の2つに分けることが出来ます.
同じ系統に属するもの,例えばアシッドボルトとフルフライトロアを複数同時にかけておくことはできません.
ディア系と防御ダウン系はそれぞれ独立にかけることができるので,
それぞれの系統から1つずつ選び,同時にかけておくのが効果的です.
なお,2つかけた場合はそれらの減少率を足しただけ防御が下がります.
例えばディアIIとアシッドボルトを同時に行った場合は,
(26+32)/256 = 58/256 (約22.5%ダウン)という効果が得られます.
また,ディア系は
光属性,防御ダウン系は基本的に
風属性です.
ディア系自身の命中率は100%だとされており,
光エレのように完全耐性をもっていない限りはスキルにかかわらず入りますが,
防御ダウン系の中には敵によって入りづらいものもあるようです.
2. 各種別ごとの考察2-1. 武器の追加効果による防御ダウン防御ダウンの中で最もメジャーな手段とも言えるアシッドボルトですが,
性能自体は-12.5%の1分と,全体の中では並と言えます.
ですが,アシッドボルトの最大の売りはなんといってもその手軽さでしょう.
戦シ暗狩が使用可能であり,基本的にメインの攻撃手段と並行して用意できるということ.
また,Lv15から装備できるというのは飛び抜けて早いと言えます.
この低レベルから装備可能という特徴により,主にディスペル・フィナーレがないレベル上げPTにおいて,
シザーガード,コクーンといった敵の防御アップWSを打ち消し,さらに防御を下げるという使い方が編み出されました.
Lv32まではこれらのWSを打ち消すにはアシッドボルトしかないわけで,
この時期はアシッドボルトが最も輝いている時期かもしれませんね.
(注:アンティカのサンドシールドは優先ランクが高いようで,アシボルなどでは上書きできないようです)
戦士や暗黒騎士は射撃スキルが低い(D,E)ですが,
もし氷弱点の敵であれば,メインウェポンを両手斧にし,
シルブレと併用することで命中率を補うことが出来ます.
この
シルブレアシッド作戦では敵のステータスを
命中40(固定値),防御12.5%も下げられるので,特に低〜中レベル帯でとてもとても有効らしいです.
ちなみに,とて2++のような格上を相手にするような場合は命中しても発動しないということが目立ってきます.
ただ,風耐性さえなければある程度の発動は見込めるようです.
(主な風耐性の敵:トンボ,鳥,大鳥,マンティ,コリブリなど)
Lv46〜60の忍さんは溶刀(改)を使う方が多いと思います.
HQであればその効果も-18.5%と大きく,発動率もNQより上がっているらしいのですが,
任意に発動させられないのが痛いところです.
(僕は忍42なので使用感が書けませんゴメンナサイ)
もし発動のログが見えたらアシッドボルトで上書きするのは止めたほうがいいかもしれません.
2-2. WSによる防御ダウンブレイクといえばシルブレですが,アマブレも-25%とものすごい性能です.
ブレイク系WS全般に言えることですが,
対応属性が弱点の敵に使うと(当たれば)1分半以上の効果が保証されるというのが最もすごいところです.
これは,ブレイク系WSをTP100で撃った時の効果時間が3分であり,
アトルガンエリア以外の敵は弱点属性にハーフレジ保証がある,
ということに由来しています.
ただ,前述の通り他の手段で代用できるのでシルブレほどメジャーにはなりませんでした.
風弱点の敵も氷に比べると少ないですし.
(氷弱点なしで風弱点の敵:コウモリ,ダルメル,ミミズ,コカ,アントリオン)
2-3. 青魔法による防御ダウンフライトフルロアは3分という効果時間の長さが魅力ですが,
実は効果自体は-10%とアシッドボルト以下だったようです.
約-12%という説も広く伝わっていますが,
ヴァナモンさんや
Studio Gobliさんが検証をされた結果
-10%という結論になったようなので,ここではそちらを元に考えたいと思います.
また,レベル上げにおいてもかなり実用的な命中率のようです.
高レベル帯になり,射撃スキルの低さでアシッドボルトが中々当たらなくなってきた場合は
フライトフルロアのほうがいいのかもしれません.
なお,フライトフルロアは上書きランクが高いため,
他の普通の防御ダウン系手段では
上書きが出来ないことも注意すべきことの一つです.
吶喊は効果時間の短さが致命的ですね…リキャストも長くなっていますし.
あと,アイコンが正しければ吶喊は珍しいことに
闇属性です.
魔法防御も下げるせいでしょうか.
ちなみに魔法防御の方の効果は
魔法防御力-8相当だそうです.
2-4. アビリティによる防御ダウン防御ダウンできるアビリティはなぜか
竜騎士の独壇場です.
といっても状況が限定的ですが.
メリポアビのアンゴンは効果が約20%と非常に大きく,しかも
命中率がとても高く,例外を除いてHNMも含め必中です.
(例外:敵に上書きランクが上の回避アップWSがかかっていたり,フライトフルロアなどが先にかかっている場合,ミスとなる)
ビシージに大ボスのNMが実装された直後に,
通称関羽,トロルの大ボス
Gurfurlur the Menacingにも絶大な効果を与えたことで一躍注目されました.
コストも安いし,非常に強力なアビリティです.
惜しむらくはメリポアビであるためにLv75限定なことでしょうか…
あとは,効果時間が最大60秒なのに対してリキャストは3分なので,
常時効果を維持できないということも欠点です.
さて,予想通り恐ろしいほどの長文になってしまいました.
もっと絞って書かないとだめですねぇ.
なお,今回の記事は
ヴァナモンさん,
Studio Gobliさん,
Final Fantasy XI Wiki,
FF11用語辞典++,他いろんなブログでの体験談などを
参考にして出来ております.ありがとうございます.
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